釣行日誌 故郷編

1998/11 NZ再訪を控え、仕事にタイイングに忙殺される日々

98/11/07(土) 名古屋市 鯉のたまり場都市河川

 天気のはっきりしない土曜日の朝がはじまり、掃除に追われていると川本君から電話が入った。以心伝心で話がまとまり、6番ロッドの試し振りを兼ねて市内の川に行き、芝生でのキャスティング練習をしてから近くの鯉を狙うこととなる。

 川本君の情報では、去年の爆釣ポイントは今年の大水でかなり川が変わり、鯉の居着ける深い淀みが減っているとのこと。おまけに朝方はおじさんが餌釣りで狙っていたらしい。川本君はすでに朝方の1時間ほど、ペゾン・ミッシェルの6番ロッドを1時間ほど振ってきたとのこと。

 件のポイントに着くと、流れのわきに黒い背を出して泳ぐ鯉がいくつか見える。しめしめと思いつつ竿袋の紐をほどくと、なんと!まちがえて4番ロッドを持ってきてしまった!リールのラインは6番なのに!

 川本君のユーフレックス9ft6番を借りて、なんとかキャストの練習をする。軽くてしなやかで、良い竿である。近距離から中距離まで楽に投げられそうである。

 さてさて、ということで岸辺に立ってキャストを始めるとさっきまでいた鯉が1尾もいない。???と思いあたりを探すがやはりいない。おまけに上流の工事で水が濁ってきた。ありゃりゃ、当てがはずれたわいとガックリ来たが、ここであきらめるわけにもいかず、下流の淵へ移動することにした。

 下流の淵ではいちめんに濁りが広がり、鯉の姿も見えない。しょうがないので下流から慎重に近づいてパンフライをきゃすとするがいっこうに魚影は浮上しない。

 業をにやしてもう一歩近づくと、なんと近くの水中にわらわらと群れていた鯉がいっせいに逃げだし、もくもくと濁りが広がっていく。げげっ、こんなにたくさんいたんだ! と悔やむが後の祭り。あきらめて再び最初のポイントへ。

 夕方近くまでキャスティングを練習して、最後のチャンスに賭けるため、再度ポイントに立つ。もうなりふり構わず水辺にかがみ込み、ただ単に下流にラインをべったり出して、綿々フライを流れに乗せ、適当な所で止めてひたすら鯉のアタリを待つ。いよいよ伝統的な鯉釣りの雰囲気になってきました。(笑)

 こうして待っていれば、そのうち鯉が白いヤーンを巻いただけのフライを吸い込むだろう!

 しかし、わずかなアタリはあるものの、ラインを引きずり込むようなあの強烈なパワーには出会えず、もうやめよっかなー....と思った瞬間、残照眩しい水面に大きな口がパカッと開く。が、しかし、私がラインを止めたままだったので、流下物を待っている鯉の口にはついにフライが入らず、空しいパクパクを3回繰り返した鯉は、再びどこかに去ってしまった。

 まあ、こんな日もあるさ。ということで川本君の家に退散した土曜日でした。

   さて、今月の教訓は、

 いつまでもあるとおもうな去年のポイント

 投げたフライは引き上げるまで油断しない!

 ということでした。

1998/11

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