釣行日誌 NZ編

ハミルトンアングラーズクラブ(HAC)の月例ミーティング

2001/03/26 (MON)

 ハミルトンアングラーズクラブ(HAC)の月例ミーティングに行って来た。 事務連絡、今月の大物賞、今月の大失敗賞の表彰、クラブ釣行の説明・募集、釣り具ガレージセールなど、定例の催しが盛大に行われた。

 その後、ゲストトークの時間には、電力会社マイティパワーのチーフエクゼクティブから、現在提案されている新しい水力発電計画の説明と質疑応答があった。これは増大する電力需要に対応するために、タウポ湖~ワイカト川沿いの各水力発電用貯水池の水位変動を、現在より大きくし、より効率的な運用を図ろうとするものである。しかし、貯水池の水位変動は特に産卵期のスメルトや他の魚の生態、および他の動物の生態や現在の自然環境に対する影響が考えられるため、クラブのメンバーからはかなり突っ込んだ質問が出された。魚類の生態系については、NIWA(国立水圏大気研究所)のメンバーによる説明もあり、鱒、スメルト、ウナギなどの生息状況調査の結果、遡上・降下の現状などが報告された。

 ゲストトークの始まる前には、古参のメンバーから、

「電力会社なんてものは、釣り人にとって一つも良いことは無いのだから、アングラーズクラブが電力会社の人物を招いて話を聞くなんてけしからん!」

 という意見もあり、波乱で幕が開いたのですが、熱心な議論が夜11時過ぎまで続いたのであった。

 電力会社の重役が一人でパソコンとプロジェクター持って説明に来るのも驚いたが、地元の釣りクラブが、そうした説明を聞く受け皿になり、意見の交換ができる場があることにも感心した。

 なお、この計画は、これから3ヶ月間ほどこうした形でいろいろなところでヒアリングが設けられ、その後、地方自治体(Environment Waikato)、自然保護局(DOC)、などの間でさらに協議された後に採決されるそうである。

2001/04/23 (MON)

 ハミルトンアングラーズクラブのミーティングに出る。先月に引き続き、電力会社の提案している新発電計画に伴う河川環境の変化についての討論があった。フィッシュアンドゲーム、オークランド・ワイカト支部のウィルソン氏から簡単な説明があり、ダム湖の水位変動の増加に伴い、湖畔の浅場で生活するスメルト、鱒の稚魚の生息環境が失われ、結果として鱒の釣り場としてのポテンシャルが減少するのではないかと懸念が表明された。

 続いては、イースタン支部のデビッドさんが、ランギタイキ川沿いの釣り人アクセスルートの整備について説明してくれた。セスナから撮った川沿いのビデオを見ると、非常に良い川であることがわかる。しかし、車が通れる道が少ないのと、川沿いに藪が密生しているので、釣り場へ通じる小道がほとんど整備されていないのである。

 ミーティングの後、ウィルソン氏と話すと、10年ほど前に、茨城で英語の先生をしていたとのこと。世間は狭い。


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