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釣りの最中に  渓流の渡り方

 釣りをしながら、いよいよ川を渡る必要が出てきたら......

 経験上、以下のようにすると、楽にそして安全に渓流を渡ることができると思います。

1.安全に渡れそうな場所を的確に見極める。

 基本的に、太股より深い場所では渡らない方がいいでしょう。また、河川中流部の淵尻や瀬の中では、水深が浅くても意外に流速が早いので注意が必要です。こうした場所では川底が細かな砂利であることが多く、足を踏み出すと足の周囲の砂利が水流で飛ばされて、徐々に体が沈み込んで行くので気を付けます。いずれにしても、危ないかなと思ったら無理せずにすぐ引き返しましょう。

 引き返そうと思って体の向きを変えるときに転びやすいので、落ち着いて方向転換をしてください。

2.必ずウェーディングベルトをきつく締める。

 ウェーダーをはいている場合、内部への水の流入を避けるためにベルトをきっちり締めて渡りましょう。ウェーダーの中に水が入ると、身のこなしがとても鈍るようです。釣友のO君が転んだのを見ていると、きっちりベルトを締めていれば水の流入はかなり防げるようです。

3.杖になりそうなものがあったら利用し、やや下流方向に渡る。

 どうしても深くて早い箇所で渡ることを迫られた場合、太くて丈夫な流木、枯れ枝などがあれば杖として使います。体の下流側に杖をつき、一歩一歩確かめながら足を運びます。ウェーディングスタッフなどを用意するのもいいでしょう。

 そして、流れに直角ではなく、いくぶん下流側に進むと無駄な力を使わずに渡れます。ただ、なしくずし的に流されて下流側に進むのではなく、あくまでも自らの意志で進みます。

 ざわざわと石の間を波立って流れる場所は、玉石の後ろに足を着くと足下がしっかりします。まずい状況になってもあわてないことが大切です。特に、あきらめて方向転換をする時の身のこなしに注意しましょう。

友人、ガイドさんと二人で渡るときには、肩を組んで、互いのベルトをしっかり持ち、二人三脚のようにして渡ると安定して流れを横切ることが出来ます。

4.万が一、転倒したら。

 とにかく慌てずに、竿は手放して、顔を上に向けて流されていく。経験したことは無いのですが、聞いたり読んだりした限りではそうするのが良いようです。
 ま、なんといっても無理はしないこと。君子危うきに近寄らず、危ないは怪我のうち、と言いますので。

 また、ウェーディングに関する講習会の様子はAFACの ウェーダー・コース(Wader Course)体験記にありますので、ぜひ参照して下さい。役に立つノウハウをいっぱい学びました。

2015.10.22 加筆修正

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