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釣りの最中に  渓流釣りのビデオ撮影について

 それまでビデオ録画の必要性をあまり感じていなかった私は、北海道の松延さんから送られてきたNZでのフライフィッシングのビデオを見てぶっ飛びました。動く絵!迫力のある音!あたりまえのことですが、スティール写真には無い別次元の表現力がビデオにはあるのです。

 大変ありがたいことに、98年11月の釣行時には、松延さんがビデオカメラを貸して下さったので、都合4時間分の撮影をすることができました。(感謝!!)

 その経験に基づいて、渓流釣りのビデオ撮影のヒントをまとめてみました。近年は小型軽量のデジタルビデオカメラが普及していますので、撮影もだいぶ楽になったと思います。

まず、以下に、松延さんが私に教えてくれたヒントを引用します。


 持って行く録画用生テープは、2時間用が2本あれば十分だと思います。(前回は1本で間に合いました。)また、バッテリーは予備1個を持っていき、ロッジで充電していました。付け加えますと、まずビデオは私たちの持っているのはソニーのCCD-TRV90(ハンディカム)です。今では少し大きくて重たいので川に持っていくのにかなり負担になります。もっと小さくて軽く、しかも画質のよいデジタルビデオが欲しいのですが....。

 テープは2本で十分だと思いますが撮る時はいつ釣れるか分からないので無駄なシーンが多くなります。1週間の釣りでほとんど回しっぱなしにするのならもっと持っていくべきでしょう。ただ、バッテリーがどれくらいもつのかにも寄りますが、私たちの時は1日使ってバッテリーは予備を使わずに、少し余裕があるくらいでした。

 あと、余計なお節介かもしれませんが、1人が釣っている時にもう1人が撮る事になるのですが、釣っている人よりも前、あるいは傍にいると、ガイドさんに注意される事があるかも知れません。当然ですが、釣れるまでは離れて、後ろから撮り、釣れたら近くに寄って、いいアングルで撮ってあげればいいのです。

 経験から言いますと、いいアングルとは、斜め後ろから撮って、人とロッドと、その先のラインが川面についている状況を一つの画面に収めるシーンを多く取り入れる、後で見た時に割と満足行くのではないかと思います。そして、時々人や川面のズームを入れておくのです。それと、雨天の日は絶対にビデオは使用しない方がいいと思います。

 あと、キャンプなどでは夜露に注意してください。傷める原因になります。私たちは一度、ビデオを川に体ごと(自分がおちたのですが)落とした事があり、1万円で修理できたのですが、その日はとても暗い1日になってしまいましたのでNZでそのような事がない様にしましょう。

 えらそうに書いてきましたが、川原での、しかもいつ釣れるか分からない状況の中で撮るのですから、なかなか私たちもうまく撮る事が出来ませんでした。伊藤さんはまだ時間があるので少し練習していくといいかもしれません。カメラもいいですが、ビデオもまた別の意味でいい思い出になると思います。


 以上のアドバイスに、伊藤が少し付け加えます。

○必要なアクセサリー

●偏光レンズ
 これは、ビデオカメラのレンズ前縁に装着して、水面のギラつき、反射をカットして、明快な画像を撮影するための部品です。おおむね2~3千円程度で買えると思いますが、その効果は絶大です。(釣り用の偏光サングラスと同じ理屈) 小さな部品ですので持っていくことは簡単です。ほとんどビデオに装着しっぱなしでもいいと思います。

●一脚
 これは、普通の人にはあまり馴染みのないものですが、要は三脚の足をバラして一本にしたものです。一本足で安定して撮影できるんかいな? と思われるでしょうが、自分の足二本と一脚とで三点支持をすることにより、とても安定して釣りの光景を写すことができます。
 渓流の遡行をしながらの釣りにはぜひお勧めします。特に、小型軽量のデジタルカメラの場合、相対的に手ブレが起きやすいので必需品だと思います。また、もう一つの利点として、ある程度の強度がある製品ならば、川を渡渉する時の杖としても使えます。(注:あくまで補助として)
 価格は5千~1万円程度。大手の写真用品店、カメラ店でお求めになれます。色は、反射を抑えるように黒・暗色がいいと思います。

●防水スタッフバッグ
 水濡れ、水滴に弱いビデオ関連機器を守るために、防水生地のスタッフバッグを数点携帯することをお勧めします。先回のNZ釣行では、移動時やにわか雨の時には、一脚を装着したままのビデオカメラにスタッフバッグを被せ(棒付きキャンデーのような状態)、裾をマジックテープ付きのゴムバンドでぐるぐる縛って防水していました。
 本格的に雨が降ってきた場合には、すみやかにカメラを防水バッグに2重に包み、リュックに入れることが必要です。

●電源プラグ変換アダプタ
 たいていのビデオカメラは、海外での使用に対応したAC電源アダプタが付属していると思いますが、住宅・ホテルなどのコンセント形状の違いに対応するために電源プラグ変換アダプタを持って行きましょう。

国  名 電源電圧   変換アダプタ
アメリカ合衆国・カナダ 120V タイプA型
オーストラリア 240V タイプO型
ニュージーランド 230V タイプO型
イギリス 240V タイプBF型

 みなさんの釣行のビデオ撮影がうまく行くことを祈っております。


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