ニュージーランド ティップス集  偏光グラスを掛け替える

 芸能人は歯が命.....であるとすれば、
 フライフィッシングのガイドは目が命.....のようです。

 雨が降ったりやんだりの南島で、湖から流れ出す大川の瀬を釣りながら背後のブリントさんの指示に耳をすまします。

「もうちょっと右、うん、そんなもんだ.....」

「もうちょっと上流へ、あっ、待て待て、動くなよ!」

 しかし、どーもブリントさんの指し示す場所の鱒が見えません。なーんでかなぁ? と思っていると、昼休みにブリントさんが教えてくれました。

「ゴウの掛けているのはレイバンの偏光だろ。その濃い色は快晴の日にはいいけどな、こんな薄曇りの日には向いていないんだ。こんな黄色がいいぞ」

 彼が見せてくれたのはスミスの偏光グラスで黄色いレンズのものでした。

 試しに掛けさせてもらうと、なるほど違います。薄曇りの光線が少ない日でも、川底の石から流れの筋からがくっきり見えました。

 小さな子供なら入ってしまいそうな巨大なバックパックには、晴天・曇天交換用の2個の偏光グラスを始め、まだまだいろいろな道具と長年の経験の数々が潜んでいそうな南島ホキティカの名ガイド、ブリント・トロール氏のアドバイスでした。

フィッシングガイドは目が命......
フィッシャーマンは.....決してあきらめない負けじ魂が命、かな?


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