ニュージーランド ティップス集  スプリングクリークの歩き方

 今回のNZ釣行(1998年)で生まれて初めてスプリングクリーク(湧き水の川)で鱒を釣ったわけですが、ああいう川は写真で見ただけではわからないオソロシイ罠があるんですね。

 6日間の釣行の最終日に牧場の中を流れるスプリングクリークへ行ったのですが、この川の岸辺はなぜかぼこぼこにえぐれておりまして、しかもそのエグレや穴ボコが牧草で隠されているので危ない危ない。

 川面のライズに気を取られて足下を見ずに歩くとすかさず穴に足を取られてズッデンコロリンと転びます。転ばないまでも足を挫く可能性が大きいです。

 ご用心を。

 さらに、スプリングクリークの川底には藻がいっぱい茂っていたり、30~50cmほども泥が堆積していますので、一度足を踏み込むとズブズブと底なし沼状態です。川底の砂利に足が届けば一安心なのですが、今度は抜くに抜けません。

 そこで、ここがコツなのですが、泥に踏み込むときには爪先から「差し足」状態でしずしずと踏み込みます。抜くときには足首の力を抜き、爪先を下にして、踵からググッと抜くような気持ちで抜くと比較的楽に足が抜けます。

 靴の底とスネとが直角になったまま抜こうとするとものすごく体力を消耗します。

 あと、藻や泥底への沈み具合は体重にかなり左右されますので、釣行の前にはダイエットも有効かと思われます。 さもなきゃカンジキ持参か??

こんな状況にも陥りました。(笑)


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