ティップス
キャストの前に ストーキング
ストーキングとは、 stalk: 獲物に忍び寄る という意味でして、要は「抜き足、差し足、忍び足」ということです。場合によっては匍匐前進を強いられることもあります。
フライフィッッシャーマンの天国! みたいに思われている二ユージーランドでも、かなりシビアなストーキングが要求されるようです。
周囲に溶け込む色合いの、目立たないスタイルで、
姿勢を低くして、
足音、石の音、水の音を立てずに、
無駄なフォルスキャストを我慢して、
じわじわとキャスティングポイントまでたどりつく
ということでしょうか。
もう一つ気を付けることは、大岩の乗り越え方です。盛夏の渓流釣りでは、イワナが瀬じりの岩の上流側に出来るほんのちょっとした淀みで、フラフラと餌を狙って浮いていることが多いので、ヨイショっと岩を乗り越えた瞬間に、驚いたイワナが逸走することがあります。
こういう大岩に出くわした際には、回り道をして上流側からキャストしてみることをお勧めします。大岩でなくてもほんのちょっとした岩影にもイワナはいますよね。