テンカラ釣りのテーパーラインを何本か自作したり、購入したので、携行用にリーダー・小物用ウォレットを自作してみました。フライフィッシング用にも使えます。

材料および工具

1. クリアポケットファイル（幅12cm、高さ16cm）ポケット8枚、3冊入り。（作例ではダイソーの商品　シェア・アルバム　）
2. ストラップ（コイル状に伸びるタイプ。百円ショップの商品、細め）
   
   
   ダイソーのスプリングストラップ
3. 両面テープ（百円ショップの商品）
4. 穴開けパンチ（文房具）
5. 安全ピン

製作方法

1. 内容量に応じて、使うクリアポケットファイルの冊数を変えます。テンカラ用テーパーラインなら、クリアポケット6枚で裏表に計12本を収納できますので、１冊で充分でしょう。
   　フライフィッシング用には、粘着式やシモリウキで作った各種インジケーター、テーパーリーダー、目印用のドライウィング、自作したユーロスタイルニンフ用サイター、持っているだけで使えもしないポリリーダー etc.....と、釣れる魚の数よりも持ち歩く小物の数の方が圧倒的に多いので（作者の場合）、ポケットファイル３冊の表紙同士を両面テープで貼り合わせています。濡れて両面テープが剥がれるのが不安な方は、クリアボンド等で接着しておくと良いでしょう。
   　この時、３冊すべての、クリアポケットの上側が揃うように貼り合わせ・接着して下さい。間違えると悲惨です。[経験有り！]
2. 文房具の穴開けパンチで、ファイルの背中、コの字になっている部分の中央、上側に穴を開けます。
   　この時、必ずクリアポケットの上側：開口部を確かめ、そちら側に穴を開けます。そうしないと、ストラップでリーダーウォレットをベストやチェストバッグに結わえていても、落とした時に開口部が下になり、収納物がみな落下して流失する憂き目に遭います。
   
   
   完成したウォレット
   黄色や赤色の丸は、手製のシモリウキ型インジケーター
3. パンチで開けた穴にストラップを通し、フィッシングベスト、バッグなどに入れて、安全ピンなどで結わえ付けておきます。
   
   
   パンチで開けた穴にストラップを通したところ　拡大写真
   パンチで開けた残りカスが見えていて、お恥ずかしい

　作例では、クリアポケットファイルの色が半透明なので、ちょっとどこにしまったのか探すときにとまどいますが、使用した感想は、上出来でした。３冊貼り合わせれば、収納量も充分です。
　テンカラ用テーパーラインを収納するなら、市販の円形タイプほど厚みがないので、よりコンパクトに、多数を携行できると思います。