君よ知るや南の国

ニュージーランドの自動車ナンバープレート(2)

turigu.com通信 ■  [Vol.27] 2001.8.18 より


 皆様、こんにちは。ニュージーランド北島のハミルトンからお届けします「君よ知るや南の国」です。

 ハミルトンは、かなり日が長くなり、マグノリアが、高い木立に我先に白い花を飾っています。日本ではお盆を迎えたわけですが、さすがの猛暑も一息つきましたでしょうか? とはいえ、伝え聞くところでは、北海道地方は、かなり寒い夏だったところもあるようで不思議な話です。

 今回も、次回に引き続きニュージーランドの自動車のナンバープレートについてお伝えします。

 さて、先回の内容について、ずっと読んでくれている日本の友人が、こんなコメントを寄せてくれましたのでご紹介させていただきます。

 ひらがなナンバープレートおもろいですね。でもかなりの制限がつくでしょうね。「きん○ま」とか堂々と書いてあったらマズいでしょ。「伊勢 ざ あかふく」ですが、残念ながら、伊勢ナンバーはありません。実際のところ、「お」「し」「へ」「ん」は使われていません。その理由は「お」は「あ」と混同しやすいから、「し」は「死」を連想させて縁起が悪いから、「へ」は「屁」を連想させて下品だから、「ん」はかっこわるいから(?)だそうです。

 ということで、伊勢ナンバーは存在しないそうです。私のうろ覚えで、見たような記憶があったのですが、勘違いのようです。申し訳ありません。 また、ひらがなの中にも、「禁句」があったとは知りませんでした。もし平仮名ナンバーが実施されると、倫理上の問題が出てきて、この文句は良し、これはダメとなると、陸運局の担当者も仕事が増えて大変でしょうね。

 さてさて、ニュージーランドのナンバープレートですが、

  https://www.plates.co.nz/

 というウェブサイトから、自分の欲しいナンバーを検索したり、申し込めるようになっていまして、ご覧いただくと、いろんな事例が載っていますので、ははぁこんな感じなのか! とおわかりいただけるかと思います。面白いのは、青く表示されているナンバーは、現在の持ち主が、希望価格を付けて売りに出していることです。

 驚くべきことには、かなりな高額が提示されているナンバーもあり、

  N0(ノー:ただし、Oの字がゼロで代用されている)

 というプレートは、なんと 25,000NZ$(約125万円)という値が付けられています。ちょうどニュージーランドで買える、輸出用カローラの新車と同じくらいの価格ですね。(笑) 

注:2016年8月より、新しい会社 https://kiwiplates.nz/ が取扱いを行っているようです。

 それでは、職業に関連したナンバープレートをご紹介いたします。

MA1L 4U(メール・フォー・ユー)
 これは、民営化されたニュージーランドの郵便局の集配トラックに付いていました。MAIL FOR YOU を略したナンバーですが、おもわずにっこりさせられます。この 4U という短縮形は便利なので、いろいろな表現で使われています。I (アイ)の代わりに1を使うのもよくある手ですね。

NET 4 U(ネット・フォー・ユー)
 これは普通の乗用車に付いていたのですが、インターネットのプロバイダーの方が乗っているのでしょうか? それとも漁網製造業の方? ちょとわかりませんでした。(笑)

WORKER(ワーカー)
 そのものズバリ、労働者!ときました。ピックアップタイプのトラックに、左官屋さんらしい荷物が満載でしたね。

TABLEZ(テーブルズ)
 これは、ハミルトンのワイカト河畔にある TABLES というレストランの車でした。見晴らしがよいカフェ・テーブルが売りだそうです。

BRICK 2(ブリック・トゥー)
 こちらは壁、塀などのレンガ工事の専門店でしたね。

HAIR 1(ヘアー・ワン)
 言わずと知れた美容室の車。大学の駐車場の向かいにあるヘアードレッサーなので、よく目にします。

TVSHOP(テレビショップ)
 これは大学に行く途中の電気屋さんのトラックのナンバー。忘れにくいですね。

PR1EST(プリースト)
 これはこれは。 Priest ですから、カトリック系教会の司祭様が運転しておられたのだと思います。

MILK 17(ミルク・セブンティーン)
 釣りの帰りにすれ違ったミルク配達のトラック。なぜ17が付いているのかは不明。ドライバーのラッキーナンバーでしょうか?

TAXI 99(タクシー・99)
 問答無用ってな感じで、タクシーのプレートでした。わかりやすくていいですね。(笑)

2 STORE(トゥー・ストアー)
 売っている品物は不明ですが、荷物を満載したバンに付いていました。

 ということで、次回は最終回として、人名にちなんだナンバープレートをご紹介します。

 冬場になり、たまに釣りには行っているのですが、天候のせいもありなかなかご報告できるほどのパッとした釣果に恵まれていません。(腕のせいという声あり)

 それでは、残暑厳しい日本ですが、皆様食中毒・寝冷えなどにお気をつけて、夏を乗り切って下さい。ハミルトンの伊藤でした。


君よ知るや南の国   目次へ

サイトマップ

ホームへ

お問い合わせ

↑ TOP