98/12/02 海から来たブラウン

えーっ?もう釣ったの?

えーっ?もう釣ったの?

 私とブリントさんが上流へ偵察へ行き、戻って来ると川本君が歩いて来ます。

「1尾釣ったよ」

「えーっ?もう釣ったの?うーん、それはすごい!」

 地道に本流脇を攻めていた川本君が、初めての1尾を一人で釣り上げていました。これで二人ともエンジンがかかりました。

流れ込みの渦の中から

流れ込みの渦の中から  精細画像はこちら

 激しい流れ込みの渦の消えるあたりを流していたフライがふいに見えなくなりました。およ?と思って合わせると、クンクンとかわいい引きが伝わってきます。

深みから銀白色の魚影が浮いてきたのでネットを寄せていくと、その魚体には見事な朱点が!

一瞬、アマゴかと思いましたが30センチほどのブラウンでした。

胃の中からは、1尾のエビが....

胃の中からは、1尾のエビが....

 川本君が念のためにそのブラウンの胃の内容物を、ストマックポンプを使って調べてくれました。すると、オレンジ色をしたエビが1尾出てきました。(皿の上側に見えるオレンジのかたまり)

ブリントさんの話では、海が近いので、遡上してきて間もないブラウンだろうとのこと。河口でエビを食べたのがまだ残っていたのだろうという話でした。

シー・ラン・ブラウントラウトですね。

ベテランのフライボックス

ベテランのフライボックス

 昼休みにブリントさんのフライボックスを見せてもらいました。

うーん、これがベテランのフライボックスですか!

納得。


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